あなたの平凡な毎日が、理想的な人生に変わる
Wednesday, January 04, 2023
あなたを天才にするNLPの前提(2/13)
前提2、他者の地図を尊重する
前提1、人は自分の地図に反応しているのであって、現実そのものに反応しているわけではないという解説をしました。
人間は、その人生の経験から現実を自分の色眼鏡を通して、削除、湾曲、一般化のプロセスを通して、自分のオリジナルの地図を作り上げています。
多くの人は、自分が見ている景色を他人も同じように認識していると誤解しています。
例えば、宝石屋さんに結婚リングを見に行った場合。
男性は結婚リング=ダイヤモンドだと考えていたとしましょう。愛する人に最高のプレゼントとして大きなダイヤモンドをプレゼントすることが自分の愛の証だと考えています。一般的に言われる給料の6ヶ月分のダイヤモンドではなく、 12ヶ月分のダイヤモンドをプレゼントする準備をして宝石屋さんに来ています。
その彼氏が彼女に熱心にダイヤモンドについて話をしています。 ダイヤモンドの大きさやダイヤモンドのカットの仕方または色など、 何で調べたダイヤモンドの情報を詳しく彼女に聞かせています。
しかし一方の彼女は全く上の空です。
彼は、彼が説明するダイヤモンドではなく、価格の安いルビーの指環を見ている彼女にイライラしています。
彼女のことを心から愛しています。なので大奮発して12ヶ月分の給料のダイヤモンドをプレゼントするつもりでいたからです。
彼は彼女が自分のお財布のことを気にして安いルビーを選ぼうとしているのかと考え、自分自身に情けなくなると同時に、 彼女に対して怒りを感じてきました。
「僕は君のことを愛している。だから最高のダイヤモンドを君にプレゼントしたいんだ。価格のことを気にして安いルビーの指輪選ばなくてもいいんだよ!?」と彼は彼女に少し強い口調で話をしました。
すると彼女はにっこり微笑んで
「あなたが私のことを愛してくれていることは信じています。高価なダイヤモンドをプレゼントしてくれるというあなたの気持ちにもとても感謝しています。でも私は自分の誕生石であるルビーの指輪をあなたからプレゼントしてもらいたかったのです。あなたの燃えるような情熱の赤い色のルビーをあなたからプレゼントしてもらいたかったのです。」
ここで前提2の他者の地図を尊重するが重要となります。
この場面で他社の地図を尊重するのであれば、 ルビーの指輪をプレゼントするという選択になるでしょう。
しかし、自分の地図を優先するのであれば、ダイヤモンドの指輪をプレゼントするという選択になるでしょう。
どちらの選択をした方が、ふたりの未来にとって より良い関係性を構築することができるでしょうか。
このように相手の地図を尊重することは、 まず相手を理解することから始まります。自分の世界地図で飲み判断するのではなく、相手の世界地図を理解することで、より良いコミュニケーションが可能になるのです。
最初にも述べましたが、 人は自分の価値観が他人と同じだと勘違いしています。
そして多くの場合、自分の価値観が正しくて、相手の価値観は正しくないと考えがちです。
しかし、相手の地図を尊重する姿勢で臨むことで、もし自分と違う価値観であったとしても、相手をよりよく理解しようとすることで、自分自身の視野も広がることになります。
地図が違うことを善悪で捉えるのではなく、個々の地図の違いは 多様性であると認識し、世界にただ一人の尊重すべき存在だと考えることもできるのです。
お互い人生を通して色々な経験をすることで、自分では認識できない色眼鏡をかけて生きています。
各々が独自の傷を持ち、十人十色の色眼鏡をかけて生きていることを認識することで、他人とのコミュニケーションの質は格段に上昇します。
他人の地図を尊重するということは、自分の地図も尊重されるということにつながります。
メインバンクの銀行残高が313円だった私が、世界的成功者から直接学び実践することで、家族6人で憧れの石垣島に移住。
日本の最南端から最新の心理学とビジネスツールを発信するブログ。
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