【誰でもなりたい自分になれる方法】



あなたにもなりたい、理想の人物がいるのではないでしょうか？



モデリングとは、その理想の誰かの持つ素晴らしさを自分にも身に付けていくことです。



NLPは、普通の人を天才にするモデリングテクニックとも言われています。



今回はなりたい自分になる具体的な進め方についてお話ししていきます。



NLPのモデリングとは？



一般的な意味でのモデリングと言うのは、モデルとなる人を真似るという意味です。



どちらかと言うと、見た目を真似る意味合いが強いと思います。



NLPのモデリングは、自分が望む結果や状況を手に入れている人の「外的レベル」と「内的レベル」の情報を真似ていき、同様の結果を得ることを目的としています。



「外的レベル」とは、モデルとなる人の行動や振る舞いのように目に見えるレベルのことです。



「内的レベル」とは、モデルとなる人の目に見えない部分での模倣になります。例えばその人の信念や価値観、またはアイデンティティなどが挙げられます。



NLPでは、「外的レベル」「内的レベル」両方の情報を取り入れることによって、理想となる人と同じような結果パフォーマンスを発揮できることを目的としています。



エネルピーのモデリングでは、モデルを観察することはもちろん大切ですが、実際に体を使って真似ることが重要なポイントとなります。



この体の姿勢や動作などの動きのことをNLPでは、「フィジオロジー（身体の状態）」と表現します。



実は、外的要因であるフィジオロジーは、感情や気分態度といったその人の内的な状態と密接な関係があります。



例えば、うつ病の人をイメージしてみてください。



フィジオロジー（身体の状態）はどんなイメージでしょうか？



背中を丸めてうなだれている姿勢をイメージしたのではないでしょうか？



うつ病のイメージで、胸を張っているフィジオロジーをイメージする人はいないでしょう。



逆に、オリンピックの大会で優勝した選手をイメージしてみてください。



フィジオロジー（身体の状態）はどんなイメージでしょうか？



ガッツポーズをしたり、喜びにジャンプをしている姿をイメージするのではないでしょうか？



感情と行動、気分と姿勢は密接な関係があります。



このように、モデリングをする場合には、フィジオロジーだけではなくへ、内的な状態もモデリングする必要があります。



気持ちと体を両面でモデリングするのです。



外的だけのモデリングになってしまうと、単なるものまねになってしまいます。



このような浅はかなモデリングでは、目的とするような結果を得ることができません。



モデリングの具体的な手順



ステップ1 明確な目標を決める



欲しい結果は何なのかを設定します。



ステップ2 目標となるモデルを決める



得たい結果を既にできている理想のモデルを特定します。



ステップ3 目の前にスクリーンをイメージし、その中でモデルがどのように行動しているかを観察する



モデリングする人物の表情や、身振り声のトーンなどをよく観察しメモする。



ステップ4 スクリーンの中にいるモデルの体の中に入り込む。



モデルの身体を観察した通りの外的レベルで真似してみる。



ステップ5 モデルの五感で感じる



モデルの視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚などの内的レベルで感じてみる。



ステップ6 モデリングを繰り返して、新しいスキルを強化する



新しいスキルを獲得するためには、反復が必要になります。できるようになるまで何度もイメージし、フィジオロジーレベル（外的レベル）と内的レベルでモデリングを繰り返しましょう。



NLPの前提に「誰かにできることならば、あなたにも可能である」があります。



モデリングスキルを活用して、なりたい、自分を実現していきましょう。