【現実の認識方法を変えると印象も変わる】



私たちは、視覚、聴覚、身体感覚のVAKによって情報を集めています。



そして、その視覚、聴覚、身体感覚には、サブモダリティ（従属要素）と呼ばれる様々な構成要素が存在しています。



そしてその構成要素を組み合わせて、私たちは出来事を記憶しています、



過去の出来事を思い出しましょう。



楽しかった思い出、悲しかった思いで、恐ろしかった思いで、それぞれ思い出そうとすると、その感情に伴ったサブモダリティが感じられると思います。



このことから、NLPでは過去の記憶のサブモダリティを変化させることで、過去の記憶、イメージを変えることができると考えています。



NLPでは、視覚、聴覚、身体感覚のサブモダリティを変化させることで、嫌な感情を望ましい状態に変化させることが出来ます。


今回は、そんなサブモダリティの解説と例をお話します。



視覚のサブモダリティ



色、形、明るさ、彩度、動き、距離、位置



より具体的には



色　カラー、白黒

形　大きい、小さい

明るさ　明るい、暗い

距離　近い、遠い

位置　上下、左右

ピント　合っている、ぼやけている

外枠　枠がある、パノラマ

動き　動画、静止画

動画　早い、遅い

コントラスト　強い、hey弱い

自分の姿　見える、見えない





聴覚のサブモダリティ



音の大きさ、音程、音のスピード、リズム、音の聞こえる位置



より具体的には



音の大きさ　大きい、小さい

音程　高い、低い

音のスピード　速い、遅い

リズム　激しい、穏やか

聞こえる方向　右左、前後、上下

内外　内部から、外部から

長さ　長い、短い

音質　硬い、柔らかい





身体感覚のサブモダリティ



温度、湿度、感触、重さ、圧力



より具体的には



温度　高い、低い

気温　暑い、寒い

湿度　しっとりしてる、乾燥してる

感触　硬い、柔らかい

大きさ　大きい、小さい

強さ　強い、弱い

圧力　感じる、感じない

重さ　重い、軽い

場所　どこで感じているか？





サブモダリティチェンジ



NLPでは、こうしたサブモダリティの感覚を変化させる事で、過去の記憶に対する印象を変化させる事が可能です。



具体的に比較してみましょう。



怒った男性の部屋写真があります。



視覚のサブモダリティである色を変化させています。



カラーの写真と白黒の写真を比較してみてください。